| ビスコ in ブラジル | ― |
| ホームラン王への道 | ― |
| プロ野球チップス | 〇 |
| 夏おせち | ― |
| 証明問題 | ― |
| 失礼クリエイター | ― |
| バイオブリッツ | ― |
| 真・オモコロ自己開示王 | ― |
| キルミーベイベーは復活するんだ | ― |
| 自由記入欄 | ― |
プロ野球チップス

来ました、仙台。
きのうの楽天戦を見ているときに現地観戦を決意。素振りで手のひらに血豆ができていなかったらここには来ていないだろう。人生はなにが起こるかわかりませんね。

キモすぎる時間に起床(お盆の渋滞を避けるため)。

キモすぎるカーナビの案内に従い北上。昼に出発したらこの倍の時間はかかる。

着きました。
あの日プロ野球チップスで引いたこの2人が試合に出る(不調の中川選手は出るかわからないが)。(不調の中川選手は出るかわからないが)じゃないよ。出ない可能性があるのかよ。俺、朝から6時間も運転しているのに? 特定の選手を応援している人って遠征してもその選手が出場しない場合もあるんですね。すごいな。

いや、中川選手が試合に出るかってことよりも、試合、やるよね?
きのうは小雨40%ぐらいの予報だったのでそんなに気にしていませんでしたが、いざ当日になると降水確率90%になっていました。これ、だいじょうぶですか? まさか、まさかここまで来て中止ってこともあるの? いや、たしかに、そりゃ、あるでしょうが、理屈でなく感情として、そんなことがあっていいのか??

雨におびえながらスタジアムの開場を待っていると、地震の被害があった熊本への募金を楽天イーグルスの選手が募っていた。

俺は完全にオリックスバファローズのユニフォームを着ていたが、選手とハイタッチしたかったので臆面もなく参加。野球選手をこんなに近くで見たの初めてだ。近くで見る野球選手はでかい。みんな手の皮が厚くて、俺の何千倍も血豆を作ってきたんだろうなと感じた。俺ももっと練習をがんばろうと思いました(野球少年?)。

楽天モバイル最強パークだ!!!
えんじ色の球場! 観覧車! 不安定な空模様! まちがいなく楽天モバイル最強パークです。ほんとうに来たんだな。いまさらながら実感がわいてきた。
ここで楽天モバイル最強パークのチケットについて
― 基本的にお金さえ出せばどこでも好きな席が取れるのはすごい。
― 楽モ最パは映画館の席予約みたいに特定の席を取ることができる。ふつうはたとえば『内野席A』というチケットの取り方になるが、楽天の場合はその『内野席A』のなかでも最前とか通路側とかを自分で選んで取ることができる。
― チケットの購入にあたってシステム利用料、発券手数料みたいなあんまり納得いかないお金を取られない。
― チケット購入に楽天ポイントが使えるのはうれしい。
― 屋根がないわりには、高い(お盆ということもあります)。
あと駐車場がけっこう大変でした。いままで行ったベルーナドームとZOZOマリンスタジアムは周辺にでっかい駐車場が複数あったので特に困らなかったんですが、仙台にある楽天モバイル最強パークは周辺のエリアがけっこう都会なので大きい駐車場がなく、オフィシャルの駐車場はなんと驚異の3500円。これが一番ビビったかも。ディズニーランドじゃん。ミッキーがいないばかりか屋根もない球場にしては強気の値段。結局2キロ離れた400円の駐車場に停めて30分歩きました。

スタグルといいますか、楽モ最パではこの滝中選手の大葉明太パスタを食べました。滝中選手は本日の先発でもあります。

うまっ! チーズがしっかり乗っているんですが大葉と醤油の香りでさっぱり食べられておいしかったです。ボリュームもしっかりあってうれしい! いままでのスタグルでいちばん好みでした! 最高!

のどが渇いたのでお水を購入。イーグルスウォーター。ボトルに選手の顔がプリントされているらしい。全24種類。
たとえ全24種類であったとしても私は宗山選手を引くことができます。彼と私にはプロ野球チップスでつながった『絆 -KIZUNA-』があるためです。

はい。

お水を買って席に戻ったら景色が「こう」なっていたんですが、これは本当に大丈夫なんですか?? 私は大人になってからこの雨量を全身で受け止めたことがありません。
こんなに雨がザーザー降ってるのに隣の席のイーグルスポンチョを着たおばさまが平然とお好み焼きを食べていたので「楽天ファン鍛えられすぎてるだろ」と思いました。

楽天の吉井監督とオリックスの岸田監督がメンバー表を交換していました。試合はやるようです。中川選手もスタメンだそうです。よかったです。
試合がはじまって安心したのもつかの間、1回裏にオリックスの先発投手・田嶋選手がいきなり楽天の先頭打者・中島大輔選手にホームランを叩き込まれる。
そこから2番・宗山選手がヒット、3番・佐藤直樹選手がタイムリーツーベースでさらに1点追加、4番・マッカスカー選手にフォアボールと、ノーアウトのまま2失点、なおも一二塁というめちゃくちゃ苦しい立ち上がり。
プロ野球ファンというのは基本的に口が悪いので「なにやってんねん田嶋!」「あーもう今日おわりだわ」という声がまわりから聞こえはじめる。正直にいえば、そういうことを言いたくなる気持ちもわからなくはない。私は朝3時に起きて山梨から仙台までやってきて、おそらくまわりのオリックスファンもはるばる大阪から応援に来ているのだろう。3500円の駐車場代を払っている人もいるはずだ。それが、試合がはじまってみれば1回表は三者凡退、そして1回裏はこの大ピンチ。「なにやってんだよ」ぐらい言いたくなるのが人情だろう。私も、口には出さないまでも「なにやってんだよ」と思ってはいた。
ただ、「今日はこのまま負けか~」なんて思いながらぼんやり試合を眺めていてふと気付いたことがあった。この一塁側内野席Aには田嶋選手にやいやい文句を言っているファンもいれば、田嶋選手のストライクひとつひとつに力いっぱいの拍手を送っているファンもいる。その拍手に気づかされた。たしかにそうだ、追い詰められている人にこそ必要なのが応援だろう。
そこからは私もせいいっぱい田嶋選手のストライクひとつ、アウトひとつに拍手を送った。いままで現地で見たどんなオリックスの選手のホームランやファインプレーよりも拍手を送った。極端なことを言ってしまえば、リズムよく三振をとれるピッチャー、いいところでヒットを打てるバッターに応援なんかいらないのだろう。選手が活躍しているとき、まわりは味方だ。しかしひとたび成績が落ちれば、まわりの味方は敵になる。苦しいときに味方でいられるか。これは野球に限らず社会生活すべてにおいてもあてはまり、ひいては人間性を問われているなと思った。

苦しいときに味方でいられるか。
今シーズンの楽天イーグルスはとにかく勝てず、開幕からずーっと最下位の位置に甘んじている。一時期は5位と15ゲームほども差がついたほどぶっちぎりで最下位だった。最終的な順位もおそらくこのまま最下位の可能性が高い。たしかに楽天はAクラス常連というチームではないが、それでもリーグ最下位となれば2018年以来8年ぶりとなる。チーム勝率でいえば本日現在で4割を切っており、この数字はこの20年間の楽天イーグルスの成績でもっとも悪い。楽天イーグルスはいま、とても苦しんでいる。
それでもスタジアムからは大きな声が響く。打てるバッターにも打てないバッターにも、ストライクをとれるピッチャーにもとれないピッチャーにも、等しく声援と拍手が送られる。
くりかえしてしまうが、2026年の楽天イーグルスはダントツで最下位だ。強いチーム、勝てるチームが好きな人は応援には来ないだろう。いま、今日このスタジアムに来ている人たちは苦しんでいるチームの応援に来ている。この人たちは強いチームが好きなのではなく、楽天イーグルスが好きなのだ。
私が応援する中川圭太選手も苦しんでいる。8月の月間打率は1割を切っているらしい。とにかく安打が出ない。オリックスファンからも厳しい意見が見られるようになってきた。俺にできることはなにもない。ただ応援を続けること、それだけしかない。
試合の結果はオリックスの逆転勝利。田嶋選手も2回からはうまく立て直し、勝利に大きく貢献しました。ヤッター!

試合後、休憩をはさみつつ山梨県まで帰りました。人生で一番運転したかも。