


5月17日~11月2日で51回行っています。
5月11日時点で32日だったので、32+51=83日目
動いた…

店内に謎の芋みたいなものがあり「これなんだろ」と手に取って見ていた。値札のところに商品名は書いてあるのだが、いかんせんポルトガル語なのでまったく読めない。ポルトガル語って本当に推測すらできないレベルで読めないのでウケます。
結局この芋?のことはよくわからないまま、インカコーラを手に取ってレジへ。
いつも通りにレジは奥さん。いつも通りに何も起きない会計を済ませると、「あの、キャッサバ、食べてみますか?」と明るく聞かれた。
キャッサバ!
あの芋はキャッサバだったんだ。さきほど俺がキャッサバをしげしげと眺めていたことに気がついて、レジで試食を勧めてくれた。

キャッサバをふかしたやつ! 写真も撮らせてくれた。
おいしい! キャッサバってこういう味なんだ! キャッサバは見た目がサツマイモみたいなんですけど、ホクホクして、甘さのほとんどない栗みたいな、そんな味がします。香りがおいしいです。タピオカの印象とはまた違う味わい。おもしろいですね。ブラジルではこれを主食にお肉とかを食べると言っていました。たしかにこれはお肉と合うかも!
30分ぐらい水にひたして、ふかして、みたいな、くわしい調理の工程も教えてくれました。売っている芋を買えばお家でも調理できるとのこと。輸入しているんではなくこのお店の近所で日本人が育てていて、この時期になると持ってきてくれるらしい。ここらへんでキャッサバって作れるんだ。それもびっくり。
俺は、けっこう、いきなり人と話が盛り上がるとビビって心が逃げようとしてしまって(なぜ?)、この急な会話の発生にも内心「あわわ」となり、「私、話を切り上げようとしています」みたいな、話を盛り上げすぎないための、こっちから質問しないで「そうなんですね!」っていう、ラインでいうスタンプみたいな相槌で終わらせて逃げよう、みたいな空気を出してしまったんですけど、ブラジル人の奥さんはそれをものともせず俺に話かけ続けてくれて、俺は緊張しながらも、うれしかったです。俺にとって、こういう人はうれしい。俺に話しかけてくれてありがとうと思う。

藤原さんの心の動きの部分に、すごく共感できることがあり(以前の記事でもありました。)、今回の、心が逃げようとしてしまって〜〜のくだりも、「なんか、、わかるわかるわかるわかる!」と思って読みました。心が逃げ腰になる感じというか…
自分でも「謎だ」と思う心の動きに、惑わされてきた人生だったのですが、
同じような心の動きをされる方がいる…!ということに、驚きと、ちょっと救われたような気持ちにもなっております。
これからも日記や記事を楽しみにしています。
キャッサバ、初めて見ました!