251014 お前は、お前の特集を書くんだ


みんな~~~~!!!!

ZAWAさんが帰ってきたぞ~~~~!!!!!

スゲ~~~~!!!!!

生きててよかった~~~~!!!!!!

 

みなさん、ZAWAさんのこと、ご存じですか?

知らないだろ。知らないだろ、って言っても特に失礼にはならないぐらい太古のオモコロライター。知るわけない。主な執筆期間は2008年から2011年。昔だなあ。

 


今日の特集を読んだあとしばらく、「なんでZAWAさんはこんなに魅力的なのか」ってあらためて考えていました。

いま思い出す当時のインターネット像がどれだけ正確かは自信がないんですが、あの頃はとにかく『攻撃的なオモシロ』が盛んだった気がします。今よりかなり匿名性が強かったインターネットでは誹謗中傷、ケンカ、荒らし行為に参加することや観戦することが大きな娯楽で、『○○やってみた』もリスクのある過激なものほど人気だったように思います。

そういう時代にあってZAWAさんは、朗らかでした。ただただバカバカしく、朗らかだった。ウケるために法律ギリギリを攻めたチキンレースをやっている横で、『コーラック VS ストッパ 腸内大戦争勃発!』という記事を書いて、別にそんなにウケてもない。ひとりで遊んで、ひとりで楽しそうだった。そこが素敵だったなあと思います。

 

 

 


私は2010年ごろからブログを書き始めました。明確に、ZAWAさんや原宿さんに憧れていました。2017年の第4回オモコロ杯にてはじめて投稿。ZAWAさんっぽい記事を書きました。落ちました。第5回、第6回もおふざけ記事を投稿。振るわず。第7回に相当するオモコロ杯2020では自慢のおふざけ記事がうまく書けず、思いついた「やってみた記事」を書くだけ書いて投稿。優勝。激ウケ。書籍化。

 

 

そして本日に至る。

今でも、俺にとってはZAWAさんがオモコロなんです。ZAWAさんに憧れてインターネットに文字を打ち続けてきました。俺はZAWAさんになりたかった。でも俺はZAWAさんみたいにおもしろくはなかった。それはけっこう、まだ本当に悲しいです。

でも、俺は俺で、こうしてオモコロライターとして置いてもらって、ZAWAさんとは全然違う記事を書いて、それを人からおもしろいと褒めてもらえることがあります。おもしろいと言ってもらえるのはうれしいです。人から褒めてもらって、得な人生だなと思います。ZAWAさんに憧れてインターネットに文字を打ち続けてきてよかったです。

ありがとうございました。今でもZAWAさんが俺の心のなかの一番いいソファに座っています。

 

「251014 お前は、お前の特集を書くんだ」への2件のフィードバック

  1. 昨日の特集がZAWAさんだと知った瞬間に藤原さんのことを思い出しました。今こそZAWAさんに会うチャンスじゃない!?

    1. ZAWAさんに会うチャンス!たしかにそう!
      でも会っちゃうことで失われるなにかもある気もする。
      憧れは憧れのままが一番なのかもしれない。
      そんなことないか。

      藤原

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