TOEIC王への道 | ― |
資格をとるやつ | ― |
プロ野球チップス | ― |
キョンを許さない | ― |
鳥 | 〇 |
はじめてスーパー | ― |
きょうの一輪挿し | ― |
自由記入欄 | ― |
鳥
きょう(5月11日)は山梨県でもっとも有名な探鳥地、柳沢峠に行ってきましてね。
ここにあります。
山梨県甲州市にある峠で、富士山の眺望が国道からもきれいに眺められることで有名。大菩薩峠とか、この前行ったタバスキーの丹波山村とか、東京の人からすると奥多摩のそのまた向こうの、そのあたりのエリアだね。
わあきれい。ここは国道じゃなくて柳沢峠をのぼった先。天気がよく、心が洗われるように気持ちがよかったです。
そんで本題の鳥。
冬コミ?
この写真だとよくわかりませんが(よくわかる写真を撮れ)、眼光するどいカメラマンたちが全員スーパーでかでかバズーカカメラを構えて一点を狙っています。すごい。えなこがいるのかと思った。
ひと気のない林道を歩いていると急に現れるこの人垣、ちょっとビビります。コワ。鉄道の写真を撮りたい人が一点に集中してしまうのはわかるけど、鳥みたいな広義の動物を狙う人がこういうふうに集中することってあるんだな。
とりあえずしれ~と中に入れてもらう。
みんな「コマドリがどうこう」「コルリがどうこう」みたいな話をしている。そう、ここはなによりコマドリを撮れるスポットとして有名。コマドリは日本三鳴鳥(さんめいちょう)として数えられる大変ありがたい鳥で、森のなかを通り抜けるようなカラカラとした鳴き声と、その橙色の美しいカラーリングが有名。俺もぜひとも見てみたい。
とはいえ鳥がすぐに出てくるわけもなく、とりあえず待つ。ここでぼーっとしていると「こないだ〇〇山で〇〇撮っちゃってさァ~」「〇〇峠? あー 俺も行ってるわ、毎年行ってる。20年行ってる」みたいな、ほんのりとしたマウント合戦がサラウンドで聞こえてきて気持ちがいい。やはり霊長類はこうでなくては。
コルリ
ソウシチョウ(特定外来生物)
そうこうしているうちに鳥が現れてパシャパシャと撮影会。林道にシャッター音が響き渡る。
コルリはけっこう、こういうふうに綺麗に近距離で撮ることがむずかしい鳥なので大人気。俺もありがたく撮らせてもらう。
そんなありがたい鳥を撮ることができたのに、あんまりテンションが上がっていないのはですね、柳沢峠は信じられないぐらいめちゃめちゃ餌付けをしているんですね。動物は線路を走る電車じゃないんだから、ふつうは鳥のほうから構えたカメラの前に出てくることはない。三脚で固定してあるでかいカメラでみなさんが悠々と鳥を待っているのは、カメラの先にエサが置いてあるから。これは行くまえから情報として知っていましたが、いざみなさんが堂々とエサを置いている姿を目の前にすると「おぉ…」とうキ・モ・チ。
ただ! これだけは言っておかねばならないのは、俺にそれを批判する権利は一切ないこと、それだけは明言しておきます。ここで写真をとって、あまつさえインターネットに上げている、これはもう完全に共犯です。餌付けを肯定する行為です。言っとかなきゃいけないこと、終わり。
グリーンのボディがまぶしいアオバト
見る側に俺との信頼関係が求められるミソサザイ
本日は計4種類のあたらしい鳥をゲットだぜ! となりました。
アオバトやミソサザイは三脚の先にいたわけではないですが、特にミソサザイは確実に餌付けの影響を受けています。ふつうはこんなに寄ってこない。
本日はお目当てのコマドリは見れませんでしたが、柳沢峠での再チャレンジはしないかも。そんなかんじ! チャオ!!