
TOEIC王への道 | ― |
資格をとるやつ | ― |
プロ野球チップス | ― |
キョンを許さない | ― |
鳥 | ― |
はじめてスーパー | ― |
きょうの一輪挿し | ― |
自由記入欄 | 〇 |
自由記入欄
勉強を優先してここ3日ぐらいエアロバイクに乗らないでいたせいで今日はネガティブな感情に押しつぶされそうだった。
言葉をなごやかに使って表すと「消えてしまいてえ~」という感情が常に俺の心にはあるのだが(それ自体はおかしいことではない)、エアロバイクに乗るようになってからその感情に飲み込まれることが減った。エアロバイクはすごい。運動はすごい。健全な精神は健全な肉体に宿る。エアロバイクに1時間乗るだけで「消えてしまいてえ~」という感情と距離がとれるようになる。いや、距離がとれるというよりは、俺と「消えてしまいてえ~」の感情との間に『膜』ができる。そいつはいつだってそこにいる。そこにいるが、『膜』があるおかげで「消えてしまいてえ~」の感情が俺に触れられないようになる。そのうえで俺はその感情から距離をとったり、近づいてよく眺めたりすることができるようになる。動物園でおおきな肉食動物のするどい牙を観察するように、安全な気持ちでしげしげと眺められる。
しかしエアロバイクに乗らずにこの3日間を過ごしたことで、その『膜』があっというまに溶けてなくなってしまった。気がついたらもう覆われている。飲み込まれている。ひさしぶりに飲み込まれたらもうダメだ。ひさしぶりだからもうダメだ。おかしくなりそうだった。終わってほしいと思った。ぜんぶ。ぜーんぶ! ぜんぶ終わってくれ~~~っ!!! たのむ~~~っっ!!! って。しかしぜんぶは終わらないのだ。いつまで待っても救いは来ない。こちとらいつも準備万端なのに。救おうと思ったら自分で救うしかない。酷な。
知ってっか? 俺らってあと40年ぐらい会社員しなきゃいけないんだぜ? 初めて就職したときからちょうど10年経つが、これでまだ1/5なんだって。本当に卒倒しそうだった。この事実に。ひざガクガク。尿微失禁。冷静に立ち返ってみると、本当に、立ってらんない。仕事があることの幸福は理性では理解できるが心が納得しない。きつくない? 相当、きつくない? あと40年? この刑期を幸せとよべるほど成熟していない。強欲にも救いを求めてしまう。
本当にこのまま会社員を続けられる自信がない。一刻も早く逃げ出したい。いつだって諦めるチャンスを狙っている。諦める理由を探している。それでも結局、俺は諦めることも諦めることを諦めることもしていない。ただ選択をせず立っている。流れのまま。愚かな。決めない人間がもっとも愚か。自分の人生に責任をとろうとしない。だれかのせいで生きている。だれかのせいなら安心できる。だれかのせいなら俺は悪くないから。そうして深い苦しみのなかで安心して生きていくんだ。バカだからな。
キエーーーーーーーーッッッ!!!!
きょうは勉強を捨てエアロバイクに乗りまくったので元気。あしたからまた『膜』に守られた生活。お仕事がんばるぞ!
この間なつみがそれ言って嘆いていたわ まあでも男の方が辛いな 逃げ道ないし
そうは言っても働けるだけありがたいんスけどねえ〜
わがまま言ってるだけ
藤原