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TOEIC王への道

前回のTOEICの反省から、長文を早く読むことに慣れておいた方がよいという考えに至り、実家から『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の英訳版を持ってきた。24歳ぐらいのときに香港で買った記憶がある。


24歳のときの俺が悪戦苦闘しながら読んだ証左が残っている。知らん単語をかたっぱしから調べて欄外に記入していた。決して合理的とは言えないが、いちばん先生に気に入られる生徒のやり方だ。かわいすぎる。こういうほどよいバカがいちばんかわいい。24歳の俺のメモによるとコウノトリは英語でStorkというらしいが、こんなもん覚えたってマジで一生つかわない。この小説はそんな単語がごまんと出てくる。
でもいい小説だと思うし好きな小説だ。当時は1ページを読むのに30分ぐらいかかっていた。間違いなく俺の人生でいちばん長い時間向き合っている小説になる。またしばらく付き合ってもらおう。