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彼女と一泊旅行に行ってきましてね。たのしかったです。よかったね。
お付き合いしている人がいることを公言しておくとこういう日の更新がすこぶる楽だ。なんてったってウソをつかなくていい。いきなり更新がおろそかになると変だからと前日に書き溜めておいたりしなくていい。最高!!
いっしょにギョウザも作ったし。
映画『カラオケ行こ!』の聖地・南銀座にも行った。こういう写真を上げても「だ~れに撮ってもらったんだぁ?」というキモい勘繰りをされなくて済む。付き合って5年になる彼女に撮ってもらってます。よろしくおねがいします。
映画『カラオケ行こ!』を観ましてね。おもしろかったです。エンドロールでときどき甲府というワードが出てきたので「はて」と思い検索してみると映画のロケ地として使われていたそうで。探してみるとありました『南銀座』。甲府駅にほど近い飲み屋街というか、端的に言ってしまえばエッチなストリートです。女性はあんまりピンとこないかもしれませんが、手前の写真見学無料と書いてある『石亭』もそういうお店です。やだ! そうなの!? ハレンチ!! 藍屋みたいな色してるのに!?
いや~ 聖地巡礼ってはじめてしましたけど、たしかにたのしいですね。仮面ライダー555のスパイダーオルフェノクこと綾野剛がここを通ったと思うと「おお」という気持ち。ここの通りで狂児と聡実くんがイチャイチャしてたんやなァ。
『カラオケ行こ!』は、すごすぎる。マンガ読んだとき「あぶねーっ」って思ったもんな。「俺、マンガ家じゃなくてよかった~」って。そう思った。落ち込むじゃ済まない。俺がもしマンガ家志望だったら二度と机に向かえなくなってしまう。それぐらいおもしろい。それぐらい完成されている。マスターピースとはこの作品のためにある言葉。徹頭徹尾おもしろい。徹頭徹尾うつくしい。
あと男でよかったな、俺。男だからなんとかなってる。女性だったら、もう、メロメロだぞ。夢中さ、きみにだぞ。あらゆる点で巧みすぎる。たとえば、あるキャラクターについて「この男は美形である」と読者に説明するときのやりかた。これがマジでうますぎる。「あ、あの方は! この学校の生徒会長にしてファッション誌専属モデルとしても活躍している伊集院財閥のご子息・伊集院華皇さま(フランス人とのクオーター)よォ~!」。こういうのはもう、食えたもんじゃないじゃないですか。いや、たしかに、こういうのがいちばん白ごはんがすすむ時期もある。それはそう。でも大人になるにつれ、こういうのが消化できない胃になっていくじゃないですか。進行すると「ねぇ、あのひとカッコよくない?(ヒソヒソ)」とか、モブキャラのそういうのでもウッとなってしまう。そういうのを正面から読めなくなってしまう。おとなが求めるのは、滋味。ちょっとしょうゆ一滴たらしてくれたらいい。しょうゆ一滴たらしてくれたらこっちでいくらでも感じとれる。「20歳ぐらいのときヒモやってた」。これだけでいい。これだけで味蕾が反応する。これだけで「こいつ顔いいんやなァ」わかる。そういう、おとなの消化器にやさしい味、それの最上級が『カラオケいこ!』にはある。
狂児さん ⇔ 聡実くんの関係性の表し方も、すごいよな。たまらんぞな。遠い夜空にまたたく星の輝きのように、見えそうで見えない、ちょっと見える感情の味わい深さ。なんか食べるラー油みたいな表現になってしまったが、端々のそういうささやかにかがやく表現を見つけると「み、見つけた~!」という気持ちが走りだしてしまう。心がクイックステップを踊ってしまうのだ。「そのセリフ~! その描写~! その小道具~! てことは~? このオトコの感情(ココロ)は~~??」ってなあ! こっち側になあ! いっぱい考えさせてくれてなあ!! なあなあ!! その余白がたまんねえよな!! たまんねえよな…(しみじみ)。あと、伏線回収っていうとちょっと陳腐な感じもするけど「あれがここで活きてくんのか~!」っていう仕掛けのうつくしさも一級品。プロットも技巧も絵も癖(ヘキ)も、すべてが圧倒的。時代のトップランナー。
『カラオケ行こ!』、まだ読んでなかったら絶対によんだほうがいい! こういうところでアフィリンクを貼ったらいいんだろうが、アフィリンク貼っちゃったらここに書いたことがぜんぶウソになっちゃいそうだから、だから貼れない。各自検索お願いします。